※この「褒め屋を始めた理由」の記事は二部構成です。
褒め屋をはじめたきっかけは、大学の先輩の就活相談。
「自分の強みがわからない。普段自分と関わっている人からの意見が欲しい」と言われ、先輩の普段の人との接し方や言葉から感じていたことを紙いっぱいに書いて渡したのが、一番最初の始まりでした。
相談してきたとき、先輩にいつもの明るさはなく、ただただ不安そうな表情でした。
「人からの目線」を意識するきっかけとなった就活で、いろいろなことを考えたんだと思います。
自分の強み、長所、魅力ってなんだろう。
自分が入社したい会社・業界にとって自分はどう役に立つと言えるんだろう
自分は社会に必要な人間だと胸を張って言えるんだろうか
そもそも生きている意味ってなんだろう
先輩は、就活をする前から「生き方」についてずっと考えていたみたいです。
でも、結局自分が知りたい答えは出なかった。
周りの人に認められて、高く評価されて、自分でも誇れる「なにか」を探しているうちに、「そんなもの自分にないんじゃないか」と感じ始めていた。
話していくうちに、感情はどんどん高まり、今まで胸の中にため込んでいた不安や葛藤、恐怖心がぶわっと流れ出た。
ずっと誰にも言えなかった。
ただただ平気なふりをして、大学では陽気に振る舞い、みんなを楽しませることに集中していた。自分の悩む姿を見せないよう、友達といるときは悩まなくて済むよう、考えないようにしていた。
でもそれも限界が来ていた。
検索して出てきた自己分析ツールを使っても、結果はいまいちピンとこない。
普段の自分を知らない上に、設定されただけの診断は特別信じられるものではなかった。
そんな不安や葛藤を差し置いて、大学では「就活講座」で不安をより一層煽られる日々。
一方私は、よく先輩や同級生、後輩から相談を持ちかけられたり、「話を聞いてほしい」と言われることが多い人間でした。
もとよりその先輩とも同じサークルでよく話すことがあり、たまに深い話ができる仲でもありました。
そんな就活に悩んでいた先輩からの相談は、私自身もいろいろ考えるきっかけをもらった出来事でした。
※「褒め屋を始めた理由②」に続きます。
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