9/1 シゴトノキメカタvol.1 イベントレポ(2)

※この記事は「9/1 シゴトノキメカタvol.1 イベントレポ(1)の続きです。

まだお読みでない方はイベントレポ(1)からどうぞ!

▷前回の記事はこちら

 

「自分で決める」ために、いまできること。

 

菅沢:よく相談される悩みで言われるんですが、

「やりたいことがない」で悩む人。

そういう相談が来ると、「それを考えるよりもいま自分が当たり前にできていることを数えたほうが早いよ」って僕は答えてるんですよね

無意識でもできることって、やっていて本人がストレスなくできることだから、そこにその人の強みが隠されていたりする。

 


似ている悩みで、「自分らしさってなに?」とわからなくなる人。

そういった悩みを持ってる人って、自分ではなく理想(の自分)を見ている

ことが多い傾向にあると思うんですね。

理想の自分と現実の自分のギャップに悩んだら、まずは自分自身が、

等身大の自分を受け入れることが優先。

 

頭で考えてる自分と、現場の自分に開きがあると

理想とする自分を現実の自分に追い求めてしまうので心が窮屈になる。

例えば工事現場。現場と会社から指示してる人の考えに開きがあると、

現場からも「こっちはもう手いっぱいだよ!」と

オフィス側からも「もっとできるだろ!」って不満が出て、

自分が板挟みになる。

 

なのでそういうときは間に仲介役の自分をもう一人置くと、

どっちの気持ちもわかってくれる存在になるんです。

まずは「(完璧には)できなくてもいい」と自分を許す、認めること

必要になってくるんじゃないかと。

理想の部分を自分に要求する、ハードルを高くして身動きが

取れなくなってる人って意外と多いんじゃないかなあ。

 

大倉:うんうん、私はそれを「自分の主成分を知る」って捉えているんですが、

「自分らしさ」って何だろう?って問いに対しての答えが出たときって

自分の主成分を知ることができたときだと。

自分はこれがあったら大丈夫

と思えるものを持っている人は違うなあと思います。

 

菅沢:世の中には金銭的に裕福な人でも、

精神的に病んで過労死しちゃうひともいるんですよね。

だからこそ自分の気持ちをちゃんと聞いてあげないと、と思うなあ。

 

昌子さん:おっしゃる通りで、数字・成果は名誉や地位のように世間一般でいう幸福度としてはわかりやすいけど、自分のやりたいことは案外違うものだったりすると思うんですよね。

なのでもう一つの観点として、

自分のやりたいことができる環境も大切だと思うんです。

最近は多様性といいながらまだまだ日常生活で

「~なのに」と言われたりすることって多くて。

例えば、女性なのにとか、まだ若いのに、とか。

そういった声によって若い目が摘まれることもあるんですよね。

 

 

いじめから学んだこと

 

菅沢:僕の話をすると、小さい頃にいじめれらたことがあって、すごく悩んだんですね。

「なんで僕はいじめられるんだ」って2、3年年考えて。

当時のことを後で母に聞いたら、頭にはげができたりしていたと聞いたんだけど。笑

そうやって考え続けていったとき、ふと発想を変えて考えたら

「ぼくのことならいじめても大丈夫」と考えているのかもと思ったんです。

考えてみたら、当時自分の好きなことを好きなようにやっていたらいじめが起きて。

 

きっと周りの子は自由奔放にやっている僕を見て、内心羨ましく感じていたのかも。

つまりみんなはどこかでもっと自由になりたくて、だけど葛藤があったりして強くはなれなくて

みんなから見たら好き勝手やってる僕は強く見えるのかもって。

とおもったら途端にみんなのことが可愛くみえてきちゃって。笑

 

大倉:ええーーーー!笑 すごい発想。なかなかないできないですよ、それ。

菅沢:そこで少し悟りを開いたみたいな感覚がありましたね。笑

 

親の介護、発想の転換

菅沢:小さいときから両親は僕のことをそのままでいいと言ってくれていたんですね。

だから当時も、僕の様子を察して「なにかあったら助けるからいつでも言いなね」とだけ言ってくれた。

そのままの自分を肯定してくれたっていう経験というか、安心感は僕にとって大きかったと思います。

そんな両親に育ててもらったから、僕は父親が倒れたときは

親に対して、僕は他の人よりもはやく恩返しができるぞって思って。

「いま仕事ができない分、別のこれができる」って考えがここでは重要で。

父親が倒れてくれたおかげで、僕は介護ができる、それは僕の幸せだって、

逆の発想をすることにしたんです。

今回のテーマでもあるけど、最終的には「自分で」決めるっていう芯を持つことが大切で。

まずは自分が執着しているものってなにかな?って考えてみるといい

人間って執着を全部なくすと「人間味」がなくなるんです。

今持っている色んな執着やこだわりを捨てていったとき、「自分には絶対これが必要だ」と思えるものが出てきたとき、それがその人らしさになる。

 

昌子さん:例えば、自己啓発の本があんなに沢山出ていて

なぜまだ幸せになれない人がいるんだ?と不思議に思うんです。

結局は内容ではなく本人の捉え方、自分で決めているかどうかで、

人の考えを参考にして、最終的にどうありたいかを自分で決めてるかどうか

だと思うんですよね。

 

大倉昌子の主成分

昌子さん:私自身、そのときそのときでベストを尽くしてきたとは思うんですが、

やるかやらないかの判断基準は「面白いかどうか」

そういう小さな意識でも自分の主成分になるんです。

そしてそういった主成分を、他の誰かが探し求めてるかもしれなくて

そこにお金が生まれるかどうかは重要じゃなくて、

お金が生まれなくても、一生のパートナーが見つかったり、

情熱が湧き出る仕事が見つかったり、

「私が生きていていい」と感じる居場所が見つかったりすると思います。

菅沢:自分が面白いと思ったものって、自分の琴線に触れてるって

ことだから、必ず何かしらの魅力があるよね。

僕にとっても、面白いかどうかは重要だなあ。

 

きっかけはお菓子作り教室

 

昌子さん:専業主婦時代、お家でお菓子つくりを教える教室に

たまたま参加したことがあって。

5枚3000円で、どうつくるかをレクチャーされるんですね。

そのとき、ふと「私でもできるかも」と思ったんです。

頭の中で自分がその講師側に立っている姿を描いちゃったら、

もう始めるしかないって考えになって。

教室が終わった後にどうしたら講師になれるか方法を聞いて、

すぐ始めましたね。

趣味ではなく、あくまで仕事になるように目標決めてやっていきました。

会社員時代に培った知識、経験を活かしたやり方で進めていったとき、

自然と他の講師さんたちと差別化できたんです。

それまで「こうしないとうまくいかないよ」とか色々言われてジャッジされたけど、

いくところまでいったら周りは何も言わなくなって。笑

菅沢:すげえ、わかる~笑

 

大倉:一方的にジャッジされるのが悔しいからこそ、

その分圧倒的に成功する計画を立てたということもあって。

 

ひとつのことをやりきると、自然と次が見えてくるんだって学びましたね。

「うまくいかないかも」でやめる人もいるけど、「上手くいくかも」ってやる人もいる

結局どこに力点を置くかで行動は選べるんです。

 

2人の会話はテンポよく展開されながらも内容が濃ゆいので、

参加者さんは各々で考えながら

ときに笑い、驚きの声が上がっていました!

自由な空間で二人が繰り広げる対話に、

メモをする人、写真を撮る人、うなずく人。

時間を忘れて楽しむ人たちがそこにはいました。

 

(3)に続く_

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